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  • ●人間からの分離
  • 言語または記号で表せる翻訳ないし出版の仕事は,人から完全に分離することができる.
  • ●肖像権の放任
  • 常識的に,或いは,別の媒体で明らかに本人性を否定できる場合,本人の肖像権が侵されていると判断するのが自然である.
  • ●人間不要産業
  • 人の手を完全に離れても人工知能だけで担える産業が増加する.
  • ●うぶの足取り
  • 素直に信じやすい人は,すべての出版物の真実味や製作者の存在を信じた方が,健康的な精神を保てる.
  • ●顔と名前の貸出
  • 人が記憶に残りやすい部分だけ販売契約する約款付取引が成立する.
  • ●印刷の自由
  • 空間性のない記号は,物理性を付与する場所を問われない.
  • ●共有情報の公共財
  • 共有した情報は,すべて公共財である.
  • ●無便機の有便苦労
  • 不便なものに有益な機能を搭載することが,非物理的産業の主眼である.
  • ●内容不明瞭研究
  • 何を言っているかよくわからない研究は,公開し発表する意義がまだない.