●支配と屈従からの解放
人間関係は単純な論理から即座に解き放って考えるべきである.
●論理の存在理由
論理の本質的根拠は空間的な理由と時間的な理由であり,その他の理屈は全てここから派生している.
●実践の理屈化
理由なき実行は失敗し,実践なき理論は現実にならない.
●超克の必須選択
論理は人間が人間らしく生きているために生まれた.論理が必要ない人間は存在しない.
●論理の非人属性
論理は人が見つけたように見えても,その人のものでない.もし考えるのなら,自然や神がその人にもたらしたものと考えるのがよい.
●論理学の多様開拓性
人が多様になるにつれ,新しい論理は発見され続ける必要がある.
●情報処理量理論
発見された論理は必ず計算機で処理できるが,処理量は増えるとも限らない.
●計算可能領域の漸拡大
計算できる物事は論理が記号化されるたび拡大し続ける.
●非論理核の残存価値
論理にならない存在は無限に人を富ませるため,永久保存すべきである.